子供が泣くという事を自分に置き換える

①娘(姉)がYouTubeをみていた。
②息子(弟)がみたいものがあったようで、姉のiPadを奪おうとした所、姉が拒否した為、弟が姉を殴った。
③姉は泣き、親に「弟がこんなことして酷いよ!」とママに報告をした。
④ママは弟に対して怒った。
⑤弟はいじけて近くにあったリモコンを取って投げ、さらに怒られる。

弟の立場で自分に置き換えて考えてみる。

①仕事でコピーをしたいが、先輩が使っていた。
②急いでいた為、先輩にお願い(※)したら、先輩が拒否をした。大至急必要な書類だったため、もう一度お願いをした。
③先輩は怒り、上司に一方的な説明をして私に叱責するように依頼をした。
④上司から叱責をされる。
⑤弁明をするが、「言い訳するんじゃない」と別の理由でさらに叱責される。
※息子が目的を達成する手段が殴るということしかない。と思っている為、
息子なりに最善の手段を選んだということになるので、仕事に置き換えた場合は、お願いするという手段を選んだこととする。

ここでいう理想の上司(親)はどういう対応をするだろうと考える。
いけないポイントは、
1.自分が先輩の気持ちを全く考慮してないということ。
2.先輩も同じで私の気持ちを全く考えてないということ。

なので最善策として考えたのは、
先輩もひどいよなと共感をしつつ、先輩の気持ちを考慮したお願いだったらそもそも貸してくれたかもしれない。どうお願いすればよかったか?は自分で考えて、次に活かしなさい。こちらのアドバイスは出来るから気になるようだったら相談してね。
と言うと考えた。

これを子供にさらに置き換えると、
姉が貸してくれなかったの悲しかったねと共感をしつつ、殴る事は良くなかったね。どうすればよかったと思う?
と言うことかとおもう。

この対応が瞬間的にできるか、またこの諭しは本当に息子に効くのだろうか、子育ては難しいなと感じたお話でした。

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