概要
個別株を買うとき、
いきなり大金を入れるな。
まずは1000円だけ買え。
少なすぎると思うかもしれない。
だが私は、
ここに投資の本質があると思っている。
なぜか。
本質の深掘り
① 人は「持った瞬間」に変わる
ニュースを読むだけの企業と、
株を持っている企業。
同じ情報でも、
重みが違う。
1000円でもいい。
自分のお金が入った瞬間、
その会社は「他人」ではなくなる。
決算を見る。
IRを読む。
競合を調べる。
関心が生まれる。
これは知識ではなく、
当事者意識だ。
② 価格の“癖”を体感せよ
チャートには癖がある。
・決算で跳ねる
・関連銘柄に引きずられて反応する
・材料で過剰反応する
外から見ているだけでは分からない。
実際に保有し、
日々の上下を体験することで分かる。
1000円なら冷静でいられる。
これが重要だ。
③ いきなり本気は危険
私は、
・個別株は遊び(総資産25%以内)
・遊びだからこそリスクを取れ
と考えている。
だがそれは、
構造を理解してからの話だ。
最初から大金を入れると、
・含み益で過信する
・含み損で狼狽する
理由が浅いまま、
感情だけが動く。
それは再現性がない。
④ 愛着という見えない資産
1000円から入ることで、
会社の成長を追い、
戦略を理解し、
応援する気持ち(愛着)が生まれる。
これが「応援個別銘柄」になるかどうかの
分岐点だ。
テンバガーを狙うのではない。
応援し続けられる企業かどうか。
⑤ 立体で考える
全体構造はこうだ。
・長期積立=土台
・ポートフォリオ管理=安定
・入金力=エンジン
・個別株=攻め
その攻めに入る前に、
1000円で観察する。
小さく入る
↓
理解する
↓
愛着が生まれる
↓
確信が深まる
↓
本格投資する
順番を守る。
まとめ
初めて買う個別株は1000円だけ買え。
それはリスク管理ではない。
学習のためだ。
価格の癖を知り、
会社を理解し、
愛着が生まれるかを見る。
いきなり大金を入れるな。
理解してから張れ。
思想も投資も同じだ。
浅い確信は崩れる。
小さく入り、
深く理解し、
それから本気で賭けろ。
それが崩れない攻め方だ。
