概要
投資で一番の後悔は何か。
損をしたことではない。
チャンスのときに動けなかったことだ。
だから私はこう考える。
いつチャンスが来るかわからない。
総資産の10%は現金で持て。
これは弱気ではない。
むしろ、最も攻撃的な準備だ。
本質の深掘り
① チャンスは“予告なし”で来る
歴史を見ればわかる。
・暴落
・戦争
・政策転換
・金融ショック
チャンスは、
人が恐怖しているときに現れる。
例えば
リーマン・ブラザーズの破綻を引き金にした
リーマン・ショック。
当時、
現金を持っていた者は仕込めた。
フルポジの者は祈るしかなかった。
違いは実力ではない。
余力だ。
② フルインベストは「思考停止」
私はこれまで、
・長期積立こそ最大の盾
・入金力が最重要
・ポートフォリオを常に意識しろ
と言ってきた。
だがそれらを守っていても、
現金ゼロなら
“構造的に動けない”。
100%投資=合理的に見える。
だがそれは、
「今が最適」という前提に
全賭けしている状態だ。
未来は読めない。
だから10%残す。
③ 現金は守りではなく“選択権”
現金はリターンを生まない。
だから嫌われる。
だが本質は違う。
現金とは、
いつでも動ける自由だ。
株価が半値になったとき
優良企業が理不尽に売られたとき
市場がパニックのとき
その瞬間に買えるかどうか。
それが長期の勝敗を分ける。
④ なぜ10%なのか
多すぎても機会損失。
少なすぎても意味がない。
10%という数字は、
・精神が安定する
・一撃を入れられる
・ポートフォリオを崩さない
このバランス点だ。
20%は守りすぎる。
0%は無防備。
10%は、
常に刃を隠し持つ状態だ。
⑤ チャンスは“来ない可能性”もある
ここが重要だ。
チャンスは来ないかもしれない。
それでも10%持つ。
なぜか。
それは思想の問題だ。
「予測できる」と思った瞬間、
人は傲慢になる。
歴史を知るほど、
未来は読めないと分かる。
だから備える。
まとめ
総資産の10%は現金で持て。
それは守りではない。
攻撃の準備だ。
フルポジは強そうに見える。
だが実際は身動きが取れない。
現金は選択権。
自由。
そして冷静さ。
いつチャンスが来るかわからない。
だから常に、
動ける自分でいろ。
投資とは、
準備の差が結果になる世界だ。
