没頭できる瞬間が、幸せなのである。

本質Note

概要

没頭して何かをしている時、人は不思議と幸せを感じる。
それは成果が出るからでも、成長している実感があるからでもない。

理由は単純で、
ストレスや不安に満ちた現実世界を、一時的に忘れられるからだ。

本記事では、没頭がなぜ幸せにつながるのか、
そして没頭できるものを意識的に増やすことが、人生をどう変えるのかを掘り下げていく。

本質の深堀

没頭している間、人は未来も過去も考えていない。
不安も、比較も、悩みも消える。
そこにあるのは、目の前の行為だけだ。

つまり没頭とは、
生きづらい世界から一時的に切り離される行為だと言える。

この前提に立つと、幸せに生きるために意識すべきことは多くない。
大きく分けて、次の2つだと考えている。

① 没頭できるものを、常に探し続ける

まず大切なのは、没頭できる対象を増やすことだ。

どんな物事でも、一番しんどいのは最初である。
続けるのがきつく、面白さも分からない。
しかし、その最初の壁を越えた瞬間、景色が変わる。

「やらされている」から「やりたい」に変わり、
自然と没頭できるようになる。

この最初の壁を、老人になってから1から越えるのは正直つらい。
だから今のうちに、
没頭できるものを人生にストックしておくことが重要だと思っている。

さらに、没頭は知識を増やす。
知識が増えると会話が楽しくなり、人とのつながりが増える。
没頭は個人的な逃げ場であると同時に、別の幸せも連れてくる。

② 仕事の中に、没頭できる瞬間を作る

仕事は多くの人にとって、最大のストレス要因だ。
しかし逆に言えば、
仕事の中で没頭できる瞬間を見つけられれば、ストレスは大きく減る

一般的な仕事は、ある程度極めると作業化する。
同じことの繰り返しになり、考える余裕が生まれ、没頭しづらくなる。

その点、私のIT業務は違う。
そもそも「極める」という状態が存在しない。

情報量は膨大で、昨日までの常識が今日には前提でなくなる。
学んだことの前提条件が、平気でひっくり返る。
つまり、毎回が新しい。

とはいえ、完全な初見でもない。
過去の経験で得た解決パターンを当てはめていくと、
大抵の問題は解決できる。

重要なのは、
経験を積み、解決パターンを増やすことだ。
それが増えるほど、新しい課題にも自然と没頭できるようになる。

まとめ

没頭は、成果を出すための手段ではない。
生きづらい世界から、一時的に離れるための装置だ。

没頭できるものを増やし、
仕事の中にも没頭を見つける。

それだけで、人生の息苦しさは驚くほど軽くなる。

幸せとは、何かを手に入れることではなく、
「今いる世界を忘れられる時間を、どれだけ持てるか」
なのかもしれない。

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