概要
子供が生まれると、生活が変わると言われる。
しかし実際に変わるのは、生活以上に「価値観」だった。
これまで当たり前だと思っていた感覚が、
気づかないうちに根底から書き換えられていく。
本記事では、
子供ができたことで気づいた2つの大きな価値観の変化について書いていく。
本質の深堀
①「可愛さ」の本質を知った
子供を見ていて気づいたのは、
可愛さとは「見た目」や「整っていること」ではない、という事実だった。
可愛さの正体は、
「守りたい」という感情を引き出し、
この子のためなら自分を犠牲にしてもいいと思わせる力だ。
その感情は、次のような要素から生まれている。
まず、一生懸命さ。
ご飯を夢中で食べる姿は、
ただ「生きる」ということに全力で向き合っているように見える。
そこに計算はなく、だからこそ愛おしい。
次に、隙。
寝癖や変な表情など、本人が気づいていない姿に、
人間らしさと魅力を感じる。
完璧でないからこそ、目が離せなくなる。
そして、依存。
抱っこを全身で求めてくる姿には、
疑いのない信頼がある。
その信頼を向けられると、胸が熱くならないわけがない。
この気づきは、そのまま自分自身にも返ってきた。
大人だからといって、完璧である必要はない。
隙を見せたり、一生懸命な姿を見せることで、
人は人に魅力を伝えられる。
そして、人に頼ることは弱さではない。
それは、生きる上で必要な行為なのだと理解できた。
②女性の力を知った
出産や、乳児期の育児。
そこには、明確に「女性にしかできない役割」が存在する。
その現実を目の当たりにして、
男性である自分が、どれほど無力かを痛感した。
子供にとって、母の存在は圧倒的だ。
正直に言えば、
父の必要性は思っていたよりもずっと小さい。
そこから一つの結論に行き着いた。
女性の方が、人間としてより必要で、より重要な存在なのではないかという考えだ。
だからこそ、
男性は女性に対して、常に敬意を持って接するべきだと思うようになった。
もし、生死を分けるような場面があるなら、
男が前に立ち、盾になる。
それが役割であり、責任なのだと、今ははっきり思う。
まとめ
子供ができて変わったのは、
知識でも考え方でもなく、
「人を見る基準」だった。
可愛さとは何か。
人にとって本当に必要な存在とは何か。
それらを頭で理解したのではなく、
感情で、体感として知った。
子供は、
静かに、しかし確実に、
人の価値観を作り替えていく存在なのだと思う。


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